京都市にていぶし瓦から三州瓦の和形へ葺き替え工事
ご依頼のきっかけと当社からのご提案
京都市にある築60年のご住宅にて雨漏りしているとご相談をいただきました。
現場に伺うと台風の影響で瓦が飛んでしまい、長年雨漏りしていた状況でございました。
使用されていた屋根材は「いぶし瓦」という屋根材で耐用年数は30年~50年と言われているため今回は耐用年数を大幅に過ぎているために雨漏りや瓦の破損が起こってしまっておりました。
瓦が破損しており、その下にある下地材もかなり腐食しておりましたので、下地材から取り替える葺き替え工事を行いました。
施工前
こちらが施工前のお写真になります。
強風により瓦が破損し捲れあがっていることが分かります。
▷参考サイト:瓦のズレは要注意!放置すると雨漏りにつながります
施工中
既存の屋根材、下地材撤去
先ず、既存のいぶし瓦を撤去していき、その後瓦の下にある下地材も撤去いたします。
既存のいぶし瓦のみ撤去して、新たな屋根材を葺いても下地材が腐食しているためすぐにまた雨漏りを引き起こしてしまいます。そのため、既存の下地材も撤去し新たな下地材を設置いたしました。
新たな下地材を設置した後は画像のようにルーフィングという防水シートを張ってまいります。
こちらは屋根の下地材の部分ですが、雨水をご住宅の中に侵入させない役割がございます。
▷参考サイト:屋根の「野地板」とは?役割や種類について
屋根葺き
ルーフィングの上から新たな屋根材を葺いてまいります。
今回は三州瓦の和形を使用いたしました。
こちらの瓦材は雨水をほとんど通さず、凍結しにくく耐寒性にも優れているため瓦材特有の「凍て割れ」が起きづらく防音性や断熱性にも優れております。また、凍て割れとは瓦に付着した水分が凍り、溶けるを繰り返すことで瓦が割れる現象のことを指します。
完工
これにて完工になります。
担当者からのコメント
この度は「有限会社サガノルーフ」へご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。
今回は台風による強風で瓦が飛び、雨漏りしている現場でしたが、既存の瓦材の耐用年数を10年以上経過していたためこのようなことが起こっておりました。瓦屋根は耐用年数が長いイメージをお持ちだと思いますが、それでも定期的なメンテナンスや点検は必要になっております。当社は経験豊富な職人から、若い職人までいますので長いお付き合いができればと思っております。京都市右京区で屋根修理や雨漏り修理をお考えの方は「有限会社サガノルーフ」までご相談ください。
▷参考サイト:瓦屋根のメンテナンスをすべき劣化症状と費用相場をご紹介
▷参考サイト:瓦ってどんな屋根材?特徴やメリット・デメリットを徹底解説
現場住所 | 京都市 |
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施工内容 | 屋根修理、葺き替え工事、雨漏り修理 |
施工箇所 | 屋根全体 |
施工期間 | 2か月 |