京都市右京区にて屋根修理・葺き替え工事〈セメント瓦から金属屋根への屋根軽量化工事〉


ご依頼のきっかけと当社からのご提案
既存の屋根ではセメント瓦を使用されており、全体的に黒ずんで、古びた印象になっていました。
セメント瓦は、陶器瓦と似た見た目でありながら、安価で、1970年代から1980年代に流行した屋根材ですが、劣化しやすく、壊れやすいため、現在は製造が中止されています。
雨漏りはまだ発生していない状態でしたが、住宅を建ててから35年が経過しており、セメント瓦の耐用年数を考えると屋根工事が必要な時期でした。
また、お客さまは、重量のある屋根材を使用し続けることでの屋根への負担を心配されており、今回の屋根工事では、軽量で耐久性のあるガルバリウム鋼板を採用させていただきました。
施工前
こちらが施工前の屋根です。
全体的に黒ずみ、一目で劣化している状態が確認することができます。
施工中
既存屋根の撤去

下地、防水シートなどもすべて新しく入れ替える葺き替え工事のため、今まで使われている古い下地、防水シート、屋根材を撤去していきます。
▷参考記事:屋根の葺き替え工事とは?特徴やメリットなどを徹底解説
垂木の取り付け

次に、垂木を取り付けていきます。
垂木とは防水シートの前に取り付ける、屋根の一番高い部分から、軒桁までの長さの角材です。
屋根材を支え、屋根の形を整える役割があります。
ルーフィングシートの取り付け

新しくルーフィングシートをとりつけていきます。
ルーフィングシートとは防水シートのことで、雨水が侵入することを防ぎ、建物を長持ちさせることができます。
野地板の取り付け

次に野地板という下地を取り付けていきます。
野地板を設置することで、屋根自体の強度を増し、頑丈にすることができます。
また、ルーフィングシートと合わせて、雨水を防ぐ役割も担っています。
屋根葺き

新しい屋根を設置していきます。
軽く、耐久性のあるガルバリウム鋼板を採用させていただきました。
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム、亜鉛、シリコンでメッキされた鋼板で、頑丈なだけでなく、耐熱性、耐食性なども備えているので、人気が高く、現在の日本の屋根材の主流となっています。
▷参考記事:屋根の軽量化は何故必要?行政が推進する理由とは
▷参考記事:ガルバリウム鋼板ってどんな屋根材?特徴やメリット・デメリットを徹底解説
施行後


これに完工です。
すっきりとしたデザインの屋根に生まれ変わりました。
担当者からのコメント
この度は、京都市右京区にある「有限会社 サガノルーフ」へご依頼いただき、誠にありがとうございました。
1970年代から1980年代に建てられた住宅で多く採用されていたセメント瓦ですが、劣化しやすく、耐用年数が30年から40年ほどであるため、すでに寿命を迎えており、そろそろ屋根工事が必要となってきています。
お客様の建物も築後35年ということで、メンテナンスが必要な時期でしたので、
今回、下地や防水シートから取り替える葺き替え工事を行わせていただきました。
屋根材を軽量かつ、耐久性のあるガルバニウム鋼板に変えつつ、下地、防水シートを新調することで、長く安心して過ごせるお住まいとなりました。
右京区にて屋根修理や雨漏り修理など様々な工事に対応することが可能ですので、お困りの際は「有限会社サガノルーフ」までご相談ください。
現場住所 | 京都市右京区 |
---|---|
施工内容 | 葺き替え工事 |
施工箇所 | 屋根 |
施工期間 | 10日 |